おしごとゴトゴト

 

訪問看護ステーションを立ち上げると決めてから、

周りの方々に、「立ち上げって大変だよー」と

何度もお心遣いの言葉をいただきました。

 

もちろん、新しいことを始めるにはパワーも要りますし、

やらなくてはいけないことも山ほどある!と覚悟して

おりました。

 

とにもかくにも、スタッフ集め。まずはこれがクリアされなければ

開設基準を満たすことができません。

どんな事業をしていきたいのか、目指すケアの方向性を

同じく進んでいけるスタッフを探すことは容易なことではありません。

 

そして、事業を行う場所の選定。

土地柄だったり、周りの住民の方たちの様子をデータから

検討します。

 

勤務地は夜間の呼び出しもあることを考えると、自宅から

あまり離れていると伺うのが難しいので、自宅からある程度

近いところに開設すること。

 

私たちの場合は、将来的に施設を持ちたいと考えているので、

その施設を建てるエリアも考えつつ、訪問するエリアへのアクセスの

良さや、地域の活気、高齢化率、周辺の病院など・・・

上記の内容を踏まえて、開設場所を決定しました。

 

知り合いの方から、不動産業者の方をご紹介いただいて、

物件を探していただいたり、並行してネットでも物件の検索を

していました。

 

そもそも、今回事業を行うことになり、初めて知ったことが

たくさんあります。

 

それは、市町村ごとに都市計画というものがあって、

その土地ごとに区域分けされており、そこに建てて良いものとか、

建てたとしても、建物の大きさとか面積が決められていたりとか。

そんなことって、高校までの間に教えてもらったことなかった(多分)

もちろん看護学校でも教えてもらっていない。←当たり前か。

 

当初は施設を建てるつもりでいた私たち。

土地選びから始めた時は、空いている土地=建てられる!

と思って、あちこち見に行きましたが、そんな簡単なことじゃなく、

日本には色々な規制があるのだと思い知らされました。

 

だから、まずは訪問看護ステーションから、となった時にも

すでに建っているお家をお借りするだけでも、先日書いた通り、

ステーションとして使わせていただける物件は限られています。

 

そして、すでに建っている物件を利用するにしても、

これまた都市計画と照らし合わせて問題ないかどうか

市役所へ問い合わせる必要があるのだそうです。

 

そんなこんなで、やっとこ物件をお借りできたのが

今月始め。

 

そしてようやく週明けから、必要物品などのことで

動き出せそうです。(それもまた大変なのですが)

 

そうそう、物件をお借りしても、表札を出していないと

郵便物も届けていただけないのです。

 

本当に人生初体験をいくつもさせていただきながら、

毎日あれもこれも、と頭に浮かぶアレヤコレヤを

一つずつやることリストで整理しているところです。

 

まずは100均で表札を作りました。

そして『ゆずり葉』の絵も飾って、少しずつ事務所らしく

なっていっております。

  

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