2人の母

タイトルからしたら、なんか複雑な感じ??
と心配された方。
全く問題ありません。(笑)
地域ケアステーションゆずり葉には、藤野さんと永本さんという、私にとって母のような存在が2人います。
もともとは、私が特養で看護師をしていた頃。

施設で働く看護師とは??

がわからず、迷い悩んでいた頃。
「一緒に話してみない?」

と声をかけてくださったのが、永本さんでした。
ちょうどその頃、別の特養で働いていた藤野さんも誘って、地域で働く看護師の集まりを始めました。
それが《葉月の会》です。

始まりが8月だったので、この名前にしました。
あれからもう何年経つのでしょう。
私が、ゆずり葉を開きたい!といった時、すぐに参加してくれると言ってくれました。
葉月には他のメンバーもいますが、この2人なくして、ゆずり葉は存在しません。
私と根岸さんの体を気にかけて、愛情たっぷりの手料理を差し入れてくれたり、
本当に支えていただいています。

ありがとうございます。
そんな2人が揃う日は、なんでかとっても賑やかで、今日も私が事務所に戻ってくると…
何やら2人で

「これをこうやるのよ!」(永)

「えー?わかんなーい」(藤)

「だーかーらー」(永)
何を揉めてるんですか??
どうやら、スタッフ内でラインのやり取りをするのに、藤野さんはスタンプを持っていなくて、そのスタンプを購入するための操作をしていたようですが、途中でわからなくなってしまった模様。
スマホを操作しながら、あーでもない、こーでもないと頑張ってます。
「あれー?ツムツムが始まっちゃった!」(藤)

「なにやってるのよー!」(永)
「もうわかんないから、やーめたっ!」(藤)
どうやら失敗に終わったようです。
そうしたら、ピンポーン!
「あっ、アスクルだ。はいはーい。」(藤)

荷物を受け取ってくれたものの、根岸さんに頼まれていた空のトナーを返却するのを忘れたらしい。
「あー!トナーを渡すの忘れたー!!」と藤野さんが玄関で声をあげたら、すかさず永本さんが、
「また今度返さないっトナー♪」と。
私は口を挟むこともなく、ただただ失笑。
「もー、木内さん。私たちのこと、可笑しいって思ってるんでしょう??」
いやぁ。見ていて幸せです。
2人のやり取りも楽しいけれど、私は藤野さんと永本さんをスゴイと思っていて、
それは、必ず人の良いところを見つけて、誉めること。
私からしてみれば、正に母の同世代。
人として、看護師として大先輩。
年齢やキャリアを重ねれば、なかなか人の良いところを素直に認めて評価することは簡単なことではないように感じます。
だから、2人のように私もなりたいって思っています。
藤野さんは、「私はいつかゆずり葉の施設ができたら入れてもらえるのかしら?」と聞いて来ますが、その都度私はこう答えます。
「ダメです。藤野さんは施設利用はできません。

棺桶に入る1日前まで働いてもらいます!」😊
「木内さんて、時々笑顔でひどいこと言うわよねぇ」
すみません🙇‍♀️でも、そのくらいずーっと一緒に働いていたいのです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
2人のお母さん💕

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